西都原考古博物館の館内ナビスシステム構築にBeaconFenceを採用

宮崎県立西都原考古博物館が、エンバカデロならびに丸紅情報システムズが提供するソリューションにより、博物館内のナビゲーション、展示物の案内等を多言語で提供するスマートフォン向けアプリ「西都原考古博ナビ」を構築しました。このソリューションは、省電力で電波を発信するビーコン(丸紅情報システムズ製の「rapiNAVI Air2」を使用)と、これを用いて位置検出を行うエンバカデロのソフトウェア開発機能「BeaconFence」によって構成されています。

BeaconFence開発事例「宮崎県立西都原考古博物館」

もっと詳しく知るには...

第32回 エンバカデロ・デベロッパーキャンプで、西都原考古博物館の開発事例を紹介。開発に携わった技術者が、その詳細を語ります。


西都原考古博物館では、ビーコンを活用した館内ナビシステム「西都原考古博ナビ」を利用できます。このシステムを用いれば、館内の現在位置を自身のスマートフォンで確認できるほか、日本語、英語、中国語、韓国語の4ヵ国語で、目の前の展示物の説明を読むことができます。このセッションでは、同博物館でどのようにこのシステムを構築したのかを、システムの概要や使用したRAD Studio / Delphi + BeaconFenceの機能を交えて紹介します。

(Papyrus合同会社 代表社員 吉田 弘、株式会社シリアルゲームズ 取締役 細川 淳 - 第32回 エンバカデロ・デベロッパーキャンプより)

RAD Studioとは

RAD Studioは、Windows、Mac、iOS、Android向けのネイティブアプリケーションを単一コードから構築できるクロスプラットフォーム開発環境です。 コンポーネントのドラッグ&ドロップによるビジュアル操作で効率的にアプリケーションを構築。データベース、クラウド、バックエンドシステムに加え、IoTデバイスとも容易に接続することができます。

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BeaconFenceとは

BeaconFenceは、近接検知を利用するための開発者向けのソリューションです。BeaconFenceの活用により、屋内(および屋外)でGPSが使えない状況でも、精密なユーザーの位置追跡が可能になります。精密な位置情報の追跡のために、ビーコンの配置レイアウトをビジュアルに管理。ゾーンを作成して、その中に入ったり、出たりした際には、コールバックイベントを発生させることができます。BeaconFenceを用いれば、高精度の空間位置認識が可能となり、ビーコンによる近接検知のより高度な活用が実現できます。

ホワイトペーパー:BeaconFence を使って複数ビーコンで位置情報を取得する >